段階施工という考え方


機能門柱(ポストと表札が一体になったもの)がポツンと立っていて、それ以外はすべてコンクリート。植木を植えるスペースもなく、車さえとめることができればいい、ポストがあればいい、とりあえず安くエクステリアができれば何でもいい。 
こういった、住む人のことを考えたものとは思えないエクステリアを見かけることがよくあります。

本当にそれでいいのでしょうか?

・エクステリアに十分な予算を回すことができなかった。
・業者に言われるがまま施工してもらった。
・エクステリアに興味がなかった。

さまざまな要因があると思いますが、お金をかけるからには、いいものを作りたいと思うのが自然な考え方だと思います。
十分な費用をエクステリアにかければいいものができるのは当たり前です。しかし、無理をして普段の生活を犠牲にしてしまっては元も子もありません。

そこで私がご提案したいのは、「段階施工」という考え方です。

予算内でできることを一気にやってしまうのではなく、予算の振り分けにメリハリをつけたり、後からでも余分なコストがかからないものは最初の段階では見送る。
生活に最低限必要な部分だけ作っておいて、後は少しずつでもご自身で花や樹木を植えたり、ご自身でできないことはあらためてご依頼いただいてと、年月が経つにつれてエクステリアをグレードアップしていく楽しみを残す、という考え方です。

生活をしていく中で計画が変わっていくこともあると思いますが、最初のプランの段階で将来的にどうしたいかを十分に検討することが大切です。

少しずつエクステリアを完成させていくのも楽しみの一つになると思います。

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